わきが・多汗症治療

わきがのニオイの種類はさまざまで、中でも代表的なのは「ミルクやチーズのようなニオイ」「酸っぱいニオイ」「カレーのようなニオイ」の3種類で、これらが全体の8～9割を占めています。

20代までの若年層では「酸っぱい」や「カレー」系のニオイの場合が多く、30代以降は「ミルク」系の割合が多くなる傾向があります。

その他のニオイの種類としては「カビようなニオイ」「蒸し肉のようなニオイ」「鉄のようなニオイ」などが挙げられます。

わきがのニオイの強さも人によってさまざまですが、軽度のわきがであれば、ワキに鼻を近づけるとニオイに気づく程度ですが、重度のわきがは1メートル以上離れていてもニオイに気づくことがあります。中でも「酸っぱい」や「カレー」系のワキガの場合は特にニオイが強くなりやすいです。

抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEをとることで、汗腺の働きを正常化させる効果が期待できます。（柑橘類やピーマン、ナッツ類など）

脂質が多い食事は皮脂分泌を増加させ、アポクリン汗腺から分泌される汗と混ざることでニオイが強くなる傾向があるのでなるべく控えましょう。

ストレスはアポクリン汗腺を刺激し、汗の分泌量を増加させるだけでなく、常在菌の繁殖を促進しニオイを強めてしまうので注意が必要です。

汗は放置すると雑菌が繁殖しやすくなり、それによってニオイが強まります。こまめに拭き取るようにしましょう。

制汗剤は汗腺の働きを抑える塩化アルミニウムなどの成分が含まれており、発汗量そのものを減らすことができます。

わき毛を処理することでわきの通気性が良くなり、雑菌の増殖とニオイの発生を軽減できます。